久しぶりにライブに行った話② 夏川椎菜
LAWSON presents 夏川椎菜 Zepp Live Tour 2020-2021 Pre-2nd @Zepp Nagoya 昼公演
2度の延期を経て当初の予定から約半年遅れで開催された公演。
開催までこぎつけて頂いた関係者の皆様に感謝致します。
ゲリラ豪雨に遭い全身ずぶ濡れになり、名古屋駅地下街のトイレにて靴下を絞り、辿り着いたZepp Nagoya。
イライラしていたのか前を歩く参加者のドス黒い肘が異様に気になってしまい「ちゃんと肘を曲げてゴシゴシ洗え」と心の中で文句を言っていた。清潔感は大事。
この日はペンライト(通称ヒヨコブレード)か折りたたみ傘、どっちをバックに入れて持って行くか迷っていた。天気予報的に傘はないと困りそうだけど荷物は少ないに限る。結局、会場で邪魔にならないように折りたたみ傘にした。結果的には指定座席なのでそこまで気にしなくてよかったと思う。
ペンライトの類を持たずに声優さんのライブに参加することはほとんどなかった。
以前、スフィアのA10tion!愛知で開始1曲目に電池が切れるハプニングがあり、何だかソワソワしたことがあった。あの時は心優しく準備万端な隣の方が1本どうぞと貸して下さり助かった。端っこの席だったので隣といっても1人しかいなかったので本当に運が良かった。
ただ今回は会場と内容からしてペンライトなしでも大丈夫だと自信があった。
右手に500円玉1枚と100円玉1枚、左手にスマホを持ち入場していく。
消費税上がってドリンク500円じゃなくなったのが面倒くさい。
月曜日に続いてのライブハウスなので慣れたものだ。電子チケットの確認が終わり、いきなりコインを渡される。なんで?あらかじめチケット代にドリンク代600円が含まれていたのだ。手間が省けて気が利いている・・・。
アルコールの類は提供されないが割とドリンクの種類は多かった気がする。
ミニッツメイドカシスグレープを選んだ。またミニッツメイド、美味しいから。
座席に着く。1発目の発売で名古屋公演全落ちして、追加募集で当選した割には良い席が回ってきたと思う。
いつも話す相手もいないので開演まで周囲を見ながらボーッと考える時間がある。
この日はZeppって広いなから始まりとりとめのない話が浮かんでいた。
換気と暑さ対策の空調がガンガン効いていて、雨で濡れた服が冷たくて仕方ない。
着替えなどもちろん持ってきてない。シャツだけでも脱いでエアリズム一丁になるか…いや、そんなおじさんみたいなのは恥ずかしくて無理だ。我慢することにした。
会場内BGMは本人セレクトで結構注目されていて、検索したら流れていた全曲まとめているツイートを発見した。マメな人がいるとありがたい。
いつだったかのゲームショーのイベントの際に公開されたプレイリストから曲、アーティスト共にチョイスにそこまで変化はなかった。
他のどの曲よりも徹頭徹尾夜な夜なドライブが流れた時に客席が少し盛り上がっていた気がした。
客層が近いのかわからないが、UNISON SQUARE GARDENというか田淵智也関連の曲ってめちゃくちゃ人気あるなと感じる。
演出を含めメッセージ性の強かった1st LIVE Tour 2019 プロットポイントと比べるとバンドを編成してのシンプルな構成のライブ。
バンドの編成が予想とは違っていてギター2、ベース1、ドラム1でした。ギター2でキーボードがいなくて驚いた。
Twitterとかで検索したらパンフに載ってるらしい。パンフは買ってあるが参加してから見るつもりだったので知らなかった。
バーっと見てるとベースの方が女性で左だと気付き、一瞬で秋山澪を連想していた。気持ち悪いけど許して欲しい。
バンドメンバーに続いて夏川椎菜登場、お立ち台に立ちスタート。
自分の席からちょうど直進した位置にお立ち台にがあったので、ここから真っ直ぐ進めばブチ当たるなというしょうもない考えが浮かんできた。
声は出せないが一体感は十分に感じられるスタートだった。
失礼な話だが、声が楽器に埋もれたりしないか始まるまで少しだけ不安だった。しかしながらそんなのは杞憂に終わった。
少なくともスピーカーから遠すぎず近すぎず更に客席の中央付近にいた自分には全ての音がとても良い感じに聴こえてきました。
RUNNY NOSE
プロットポイントではログラインまでの曲とそれ以降の曲で完全に分けてセットリストが組まれていたので、持ち曲全ての中でどうセットリストを組んでくるのか楽しみにしていて、早くも2曲目で混ざってきた。
「新たなルート」ここの巻き舌が癖になる。
ワルモノウィル
バンド演奏によって迫力が増して、曲の雰囲気が際立っていて、めちゃくちゃ良かった。この日一番印象に残った曲です。
何故かよくわからないけど20年ぐらい前に行ったディズニーランドのアトラクション、ホーンテッドマンションを思い出した。
シマエバイイ
バンドverとなっていつも聴いてるのとは差別化されていた。ワルモノウィルから切り替えられなくて、何がどう違うかはよく覚えてなくて言葉に出来ない。
グルグルオブラート
グルグルオブラートの左右に音を振り分ける立体的な音響演出のファンなのでまた聴けて嬉しい。
MC①
この日からセットリストを変えてきたようで家でずっと歌詞を覚えてきたとのこと。以前よりも早く闇を見せていくセットリストとのこと。
バンドメンバー紹介と楽器で食べたい名古屋グルメを表現してもらうコーナー。
フワリ、コロリ、カラン、コロン
ぎこちない振りコピを披露していた。聴くことに集中すればよかったと思う。
That's All Right!
簡単な振りがあった。ステージで夏川椎菜がやってるのはかわいいけど、自分がやるとかわいくないんだよなぁ。
チアミーチアユー
始める前にクラップ練習!の一声。何故か既に始まってる現象。
ナイモノバカリ
サビ前のドラムが気持ち良い。
このブロックの感想が雑過ぎる。クラップと振りに意識持ってかれてたのかな?
MC②
味噌おでんが食べたい話と名古屋駅で買ったお土産の話。
名古屋駅だとJagabee手羽先味と金しゃちショコラが好きです。
特に金しゃちショコラは1000円で割と枚数入ってるので配る時にも使えそう。まあ配るとかしないで自分で全部食べますが…。
ココア味のラングドシャ生地にチョコレートクリームが挟まっていてチョコ好きには堪らない。中身がホワイトチョコじゃないのがポイント高い。
演奏により過去最も力強いグレープフルーツムーンになっていた。
HIRAETH
アコースティックギターに持ち替えたのが見えて何だろ?と思った。多分アコギだったと思う。
鳴り始めてからHIRAETHだと気付くまで時間掛かった・・・。持ち曲の中では毛色が違う。
EP01の統一感を気にせずいろんな曲を。というコンセプトが最も反映されている曲だと思う。
パレイド
終始、スタンドマイクに支えられてるようにも見えるぐらいスタンドマイクを握る姿からは全身全霊でパレイドが伝わってきた。
この曲を歌う姿を見ると毎回、カッコいいとも痛々しいとも色々な風に受け取れる。
夏川椎菜という人間に惹きつけられた特別な1曲なんだと改めて実感しました。
スタンドマイクを使っているのを初めて見たので使用した理由が知りたくて堪らない。
あとキーボードが欲しい。
キミトグライド
終わった後に不思議な感覚になった。
MC③
ツアータイトルに関する話から「どんな形であれ夏川が夏川であって、ヒヨコ群がヒヨコ群でいてくれたら最高のライブになる」という言葉を頂きました。
ステテクレバー
プロットポイントでは曲終わりで寸劇に入っていたのでステテクレバーから続け様に次の曲に入っていったら…とか考えると何て恐ろしい曲なんだろうと思っていた。今回、キタイダイに繋がっていくことで実現した。
前までと歌い方違うくない?
キタイダイ
いまいち記憶がないが、畳みかけてきてる事はわかった。
アンチテーゼ
終盤、いつの間にかステージ前方のお立ち台にナンス、後ろの高い方に川口さん?が弾きながら立っていてテンションマックスになった。恐らく照明演出を絡めて巧みに視線誘導していたんだと思う。
毎公演こんなパフォーマンス叩き出してるの?だとしたら楽しすぎる。正直に言うと、アンコールなしでこれで終わっても構わないし寧ろありなのでは?とも思えた。
アンコール
ファーストプロット
終始、手を前で重ね直立不動で聴いていた。何だか晴れやかな気持ちになった。
ラブリルブラ
お祝い。
MC④
ツアーで各地に行くと、何公演も参加してくれる方だけではなくて、この場所だから、この日だから、今日だけ、この1回だけ参加する方も当然いて、そういう方にも楽しんで満足してもらえるような公演にする。そのために1回1回を最後だと思って全力を尽くす。という話。
いや千秋楽か?とてもこの後に夜公演を控えた言葉とは思えなかった。
こんなんズルい・・・と絶叫したくなるぐらいに良かったです。
帰りにこのMCについて考えて、めちゃくちゃざっくり表すと「一期一会」を大切にするってことで、ちょっとだけ豊崎愛生さんに似ているなと思った。
クラクトリトルプライド
最後にこの曲はクレイジー。なんて忙しい曲なんだろう。
会場で聴くとイヤホンで聴くよりも遥かに速い感じがした。
こうして振り返るとステージ上には夏川さん以外にも目がいくポイントがたくさんあるので意外と主役を見れてないなと思いました。
あと大阪の2公演参加する予定なのでどう楽しもうか考えたいです。
MCで話されていた名古屋駅で気になったお菓子と思われるもの。
名古屋駅から離れてうろついていたら見つけた。異様に存在感のある建物。
この直後、ゲリラ豪雨に遭うとは想像もしていなかった。